[REPORT] JEGT2026 Rd.1 OFFLINE Final
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更新日:3 日前

2026年7月18日(土)に行われた2026 AUTOBACS JEGT GRAND PRIX Series Round1にて、EBBRO RACING TEAMは1 vs 1の「ハイパースプリント」で敗北、ポイント配分の大きい「セミ耐久レース」で4位となり、予選での1pt獲得を含め13pts/総合5位という成績を得ました。
■Rd.1ハイパースプリント:車両/EBBRO RT Dallara SF23

eモータースポーツならではの、2周で行われる1vs1のタイマンバトル形式「ハイパースプリント」。
開幕戦の担当は廣野選手。
対戦相手は予選スーパーラップ8位のチームARTAの赤羽選手。過去2度対戦しており、1勝1敗と鎬を削るライバルチームの一つです。
コースは観客がクジ引きをし決定します。イタリアのグランプリサーキットであるモンツァ・サーキットが選定されました。
スタンディングスタートで幕を開けた2周のバトルは、先行する廣野選手がポジションを守って第1シケインを通過。 しかしARTA赤羽選手も追従し、1周目の最終コーナー進入でイン側から廣野選手をオーバーテイクしていきます。

2周目のホームストレートで抜き返し、再び廣野選手が先行して残りのコースを消化していきますが、最終コーナー手前のストレートでスリップストリームを活かした赤羽選手がアウト側から仕掛け、ブレーキング完了時には完全に廣野選手の前に出ます。
立ち上がり加速で肉薄する廣野選手ですが、再逆転には至らず。 残念ながらRd.1ハイパースプリントではポイントを獲得することができませんでした。
2026 JEGT グランプリシリーズ Rd.1 ハイパースプリント結果
1 | KOSHIDO RACING/久万田 崚 | 〇 | WEINS/瀬川 彰斗 | |
2 | ZETA DIVISION/奥本 博志 | 〇 | SPK e-SPORT Racing with TC CORSE/稲葉 隼平 | |
3 | EBBRO RACING TEAM/廣野 大弥 | ARTA/赤羽 佑互 | 〇 | |
4 | SCARZ/西谷 翔真 | 〇 | QT DIG∞/倉橋 勇斗 | |
5 | REIGNITE/神藤 巧磨 | MAZDA SPIRIT RACING with TC CORSE/加藤 達彦 | 〇 |
■Rd.1セミ耐久レース:車両/EBBRO RT PORSCHE 911 GT3R(992)

富士スピードウェイを22周、ドライバー交代が義務付けされているセミ耐久レースには中川選手と加藤選手が参戦。 第1スティントを中川選手が担当します。
JEGTのセミ耐久レースはレースレギュレーションが当日に発表されることが特徴の一つですが、今回はタイヤの摩耗が4倍、燃料消費倍率が1倍、初期燃料量が20Lで給油速度は2L/秒。タイヤはレーシング・ミディアムとウェット用タイヤ2種類のみ使用可能です。 また、天候はスタート時に小雨が降っており、後半になるにつれ晴れていくというカスタム天候が採用されました。


スタート時の小雨は路面をウェットコンディションにするほどではなく、全車ドライタイヤのレーシング・ミディアムタイヤを装着。 車両の特性から富士スピードウェイを得意としているMR駆動のアウディ・ポルシェ勢と、ストレートスピードに分があるマツダRX-VISIONを今季から使用する6号車ZETADIVISONの4台が、オープニングラップから5番手以下を引き離し首位争いを演じます。
初期搭載燃料が少なく、ピットでの給油速度も遅めの為、なるべく給油時間を短くしたいEBBRO RACING TEAMは前半戦は前後の車両の様子を見ながら燃費を気遣う走りに徹します。 52号車SCARZのポルシェが6周目にホームストレートで並びかけますが、ここは無理せず先行を許します。


少し早めの9周目に中川選手はピットインを選択。 加藤選手にドライバーチェンジ。タイヤは同じミディアムタイヤを交換し、19L給油しピットアウトします。
ハーフディスタンスとなる11周目に上位3台を含む大半がピットインし作業を行いますが、全車が1ピットしドライバー交代を完了した時点でEBBRO RACING TEAMのポルシェはトップとおよそ5秒、前を走る52号車SCARZとはおよそ2秒のギャップが生まれていました。
フレッシュなタイヤでアンダーカットを仕掛けていたものの、終盤のバトルを見越し2L多く給油したのがギャップとして表れてしまった形となります。 加藤選手は持ち味のスピードと上位3台よりも余裕のある燃料残量を使用しプッシュし、残り2周の時点でライバルを視界に捉えましたが、先にタイヤを交換したことで摩耗が進んでおりあと一歩が届かず。
EBBRO RACING TEAMはスタートから1ポジションダウンの4位でセミ耐久レースを終えました。
2026 JEGT グランプリシリーズ Rd.1 セミ耐久レース結果
Pos | TEAM/CAR/DRIVER | POINTS |
1 | No.610 KOSHIDO RACING/アウディ R8 LMS Evo/橋間 隼・黒畑 蓉 | 25 |
2 | No.6 ZETA DIVISION/マツダ RX-VISION GT3 CONCEPT/鈴木 聖弥・宮園 拓真 | 18 |
3 | No.52 SCARZ/ポルシェ 911 GT3 R (992)/佐々木 拓眞・鍋谷 奏輝 | 15 |
4 | No.4 EBBRO RACING TEAM/ポルシェ 911 GT3 R (992)/中川 隼人・加藤 陸 | 12 |
5 | No.54 MAZDA SPIRIT RACING with TC CORSE/マツダ RX-VISION GT3 CONCEPT/岡村 康平・中村 匠都 | 10 |
6 | No.8 ARTA/アウディ R8 LMS Evo/大石 澄海・大原 悠暉 | 8 |
7 | No.1 QT DIG∞/トヨタ GRスープラ レーシングコンセプト/川上 奏・佐藤 彰太 | 6 |
8 | No.9 WEINS/フェラーリ 296 GT3/佐々木 唯人・市原 拓真 | 4 |
9 | No.105 SPK e-SPORT Racing with TC CORSE/マツダ RX-VISION GT3 CONCEPT/佐藤 真太朗・三宅 陽大 | 2 |
10 | No.101 REIGNITE/トヨタ GRスープラ レーシングコンセプト/岩田 和歩・神藤 巧磨 | 1 |
2026 JEGT グランプリシリーズ Rd.1 総合結果
Pos. | No. | TEAM | 予選SL | HS | セミ耐久 | 合計 |
1 | 610 | KOSHIDO RACING | 3 | 5 | 25 | 33 |
2 | 6 | ZETA DIVISION | 2 | 5 | 18 | 25 |
3 | 52 | SCARZ | 0 | 5 | 15 | 20 |
4 | 54 | MAZDA SPIRIT RACING with TC CORSE | 0 | 5 | 10 | 15 |
5 | 4 | EBBRO RACING TEAM | 1 | 0 | 12 | 13 |
6 | 8 | ARTA | 0 | 5 | 8 | 13 |
7 | 1 | QT DIG∞ | 0 | 0 | 6 | 6 |
8 | 9 | WEINS | 0 | 0 | 4 | 4 |
9 | 105 | SPK e-SPORT Racing with TC CORSE | 0 | 0 | 2 | 2 |
10 | 101 | REIGNITE | 0 | 0 | 1 | 1 |
予選スーパーラップ、ハイパースプリントの結果も含めたRd.1の総合結果で、EBBRO RACING TEAMは5位となりました。 セミ耐久で使用するポルシェ911GT3Rの特性から、有利コースとなる富士スピードウェイで行われるRd.1は特に大量ポイントを狙うべきラウンドだっただけに、5位という結果は悔しいものとなりました。
■選手コメント

大可 明良:予選スーパーラップ担当
今回の富士オフラインラウンドでは、チームのサポート役に徹しました。
チーム全体として守りに入ってしまったラウンドだったかなという印象です。セミ耐久レースでは思った展開にはならず苦戦を強いられましたが、KOSHIDOさんやZETAさん、SCARZさんとのトップ集団の中で戦えたことはチームとして貴重な経験になりました。

廣野 大弥:ハイパースプリント担当
最終コーナー勝負ということは、事前の練習から理解していましたし、そこに合わせた練習は出来ていました。
しかし、本戦で並んだままコーナーに侵入することが出来なかった。ここに自分自身の弱さが出ました。
勝負どころで勝負まで持ち込めない弱さは経験以上に心の強さの問題です。
まだまだ走り以上に鍛えるべき場所はあることを実感しました。何よりチームに対してポイントを持ち帰ることが出来なかった申し訳なさが強いです

中川 隼人:セミ耐久レース前半担当
初めてセミ耐久レースを担当させていただきました
予選では大可選手が3位を獲得してくれました。これにより貴重な1ポイントを確保してくれました!本当に感謝です!
決勝では3位からのスタートということで常に表彰台を争っているチームとスタートから戦うことになりました。
今回はスタートドライバーということで無駄なバトルはせずに、より高い順位を狙うために上位に食らいついた状態で加藤選手にバトンを渡したかったのですが、最後の2周で1秒以上差をつけられてしまいました。
タイヤが減った状態でのポルシェの挙動に合わせきることができずいい形でドライバー交代することができなかったことが私の反省点でしたね..。 表彰台を狙えるポジションにいたので非常に悔しいですが、まだまだ強くなれるということでもあるので練習を重ねて今後のシーズンに挑んでまいります!!

加藤 陸:セミ耐久レース後半担当
大可選手の素晴らしいアタックでセカンドロースタートとなった今年の開幕戦。 昨年度と比較しても圧倒的な自信を持って挑んだ今回のラウンドでしたが、結果は1ポジションダウンの4位フィニッシュとなりました。
優勝のチャンスは十分に見えていた中で表彰台にすら登れないという今回の結果には全く満足できていませんが、今年はチームとして確かに戦闘力を持っていると確信できた今回のレースでした。
今年もスポンサー様、チーム関係者様、そして応援してくださるファンの皆様のおかげで、富士スピードウェイという最高の舞台から開幕を迎えることが出来ました。いつもご支援いただき、本当にありがとうございます!

岡田 衛:チーム監督
チームの初優勝を狙える体制を整えて挑んだはずの開幕戦でしたが、思うように振るわず総合結果は5位となりました。 昨年よりも選手のJEGTに対する経験値が増えたことで、トップグループに入れる実力は備わってきていると思いますが、オフライン大会の場で咄嗟の判断を強いられる場面や、慣れきっていないコックピットを使った時の周回の精度など、細かい所でまだ世界大会経験者を備えているチームとの差を実感したラウンドでしたね。
ただ今回のラウンドは、チームメンバーにとって大変勉強になった1戦だと思います。 まだまだチャンピオンを諦めるには早すぎるので、ここからの巻き返しができるよう精進していきます。 引き続き応援よろしくお願いいたします!
【大会公式 Rd.1確定リザルト】
【大会公式配信】


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