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NEWS & REPORT

[Report] JEGT2025 RD.1 in FUJI SPEED WAY

更新日:2 日前

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2025年7月19日 土曜日、いよいよJEGT2025が開幕。

場所は静岡県/富士スピードウェイ、JEGT初となるサーキット会場でのオフライン開催となった。


そしてこの日はスーパーフォーミュラー2025のRD.7-8も同時開催となっており、会場は沢山の観客及びレース関係者で賑わう一大イベントとなった。


今年の6月にチームを結成して以降、今回が初の戦いの舞台であるEBBRO RACING TEAM(通称”ERT”)。

ここまでチームをまとめ上げてきた岡田監督の采配のもと、全国各地からメンバーが集まり、ラウンド1は「加藤選手」「中川選手」「廣野選手」の3名にステアリングが託された。


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◆予選スーパーラップ  車両/EBBRO RT Dallara SF23

ERTとして初レース…様々な期待とプレッシャーを背負い、スーパーラップは担当するは加藤選手。

実は加藤選手、前日に同機材を使った別の大会『e-Motorsports UNIVERS STUDENT GP.』に出場し、何と優勝!

事前に本番筐体で大会に出るという大きなアドバンテージを持ってスーパーラップに挑戦。


しかし、そんな期待値の高い中でスタートを切った加藤選手であったが、結果はトップから0.515秒差の6番手、厳しい結果となった。



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◆ハイパースプリント  車両/EBBRO RT Dallara SF23

予選スーパーラップに続き、加藤選手が続投の形でステアリングを握る事となったハイパースプリント。


予選の結果は6位という事で、対戦相手はARTA/辻村選手との一騎打ちとなった。


コースは東京エクスプレスウェイ 南ルート外回り、テクニカルでハイスピードな市街地戦に独特の緊張感が漂うなか、スタートの火蓋が切って落とされた。


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レース開始直後、加藤選手が完璧なスタートを決め、辻村選手の前に出ることに成功、予選の走りから見事に気持ちを立て直す事が出来た。


しかし、トップに立った加藤選手に対し、すぐに後ろに付く辻村選手、スリップストリームを使いプレッシャーをかけつつ、オーバーテイクの瞬間を狙っていく作戦だ。


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レース2週目後半、トンネル区間を抜けた後のコーナーで辻村選手がイン側に飛び込む。


2台はサイド・バイ・サイドの態勢を維持してコーナーを抜け、レース終盤にもつれこむ。


タイヤが接触するほどの非常にクリーンかつ激しいバトルが繰り広げられ、実況・解説陣からも「スーパーハイレベルな戦い」「これ

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がJEGT!」との声があがる。


そしてゴール直前の最終コーナー。


巧みにイン側をキープした辻村選手が、ほんのわずかな差で前に出る。


そして加藤選手も全力でアクセルを踏み、最後のストレートにもつ

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れこむ。


しかし、先にゴールラインを通過したのはARTA辻村選手。


その差はコンマ1秒、まさに大接戦となった。


惜しくもここで敗退となったERT、続くスプリントレースは廣野選手に託される事となった。


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◆スプリントレース決勝  車両/EBBRO RT Mazda RX VISION GT3 CONCEPT

この日最後の大舞台を任されるは廣野選手、ERTの中でも加藤選手に並ぶSランク選手だ。


そんな様々な期待とプレッシャーを背に受け緊張が漂うなか、決勝レースがついに始まる。


コースは会場と同じく富士スピードウェイ、全10周のスプリントレース。



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レース開始直後、中団グループに飲み込まれる廣野選手。


そのままトップ3チームと、4番手以降の大きな集団に分かれるレース展開となった。


4番手争いに加わるはSCARZ、EM福岡Entertech Legends、ARTA、ERT、複数のチームがひしめき合う、まさに「団子状態」 。


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その後も密集状態が続き、各チームが牽制し合うことでなかなか前に出ることができない状況が続く…


集団の中でいかにタイヤや燃料を温存しつつ、チャンスを伺うかが重要となる展開となった 。


激しい中団の争いが続く中、レース中盤の7周目から8周目にかけ7番手を走行する廣野選手。

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前のチームに離されることなく粘り強くポジションを維持し、チャンスがあればオーバーテイクを仕掛けたい走りを見せる。


しかし、惜しくもチャンスに恵まれぬまま最終周を迎え、そのままゴールラインを跨ぐ事となった。


スプリントレースを終え、結果は7位

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予選から続くこの日の総合ポイントは7Pt、総合8位という悔しさが滲む結果に。


ERTのメンバー一同、改めてJEGTグランプリシリーズがいかにハイレベルな戦場なのかを痛感したのであった。




■監督コメント

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岡田衛

今季からチーム体制が一新され、JEGTの経験が少ないメンバー構成で挑んだ開幕戦でしたが、一言で言えばその経験値の少なさが結果に表れてしまった初陣だったかなと。


加藤選手は昨年のチームから引き続いての参戦ですが、役割は変わって「エース」として予選、そしてハイパースプリントトーナメントで重要な1回戦目を担当してもらいました。

結果としてはもう一歩、成績が欲しい内容でしたが、先ずは経験として蓄積してもらえたと思っていて、Rd.2の予選ではより良い走りをしてくれました。

初参戦・最年少の中川選手は、ハイパースプリントトーナメント2回戦担当に起用していた為、Rd.1は敗退により出番を提供できず申し訳なかったです。


Gr.3のスプリントレース担当の廣野選手も、やはりオフライン大会の経験値の低さが結果に繋がってしまったと思うので、今後の成長に期待したいですね。



■ドライバーコメント

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加藤陸

今季は昨シーズンから大きく体制が変わった中で、開幕戦はスーパーラップ、ハイパースプリントを担当させて頂きました。


スーパーラップでは昨日別の大会で走行し、筐体に慣れることは出来ていたものの、細かなミスが重なり攻めきることが出来ず、6番手に終わってしまいました。


その後のハイパースプリントでも、最終のシケインでの立ち回りが噛み合わず、僅差で敗退してしまいました。


開幕戦全体を通して、大きなミスは無かったものの自分の弱さが露呈したラウンドとなりました。しかし、特にハイパースプリントに関してはどこをどのように改善すれば良いのかというところは掴めた気がするので、この部分を重点的に今後練習を重ねていきたいと思います。


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廣野大弥

初めての筐体、初めてのモニターで走る事に大変苦労しました。


練習通りの走りが出来ず、攻める事が出来ないスピンを恐れた守りの走りとなってしまいました。


20分間の練習の使い方など学びは沢山あったので修正しながら第二戦はチームに結果をもたらす事が出来るよう全力で頑張ります。





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中川隼人

開幕戦はハイパースプリントトーナメントの2回戦と4回戦の担当でした。

加藤選手が全力を尽くしてくれましたが、惜しくも敗退となり、私の出番は来ることなくトーナメントは8位で敗退となりました。

スプリントレースでは廣野選手が7位でフィニッシュとなり開幕戦の総合ポイントは8位で終了しました。

結果だけで見ると悔しい結果でしたが、反省点もチームで見つけることができ、次に繋げることができるラウンドだったと思います。

レース後に観覧に来ていただいていた方にレッスンをするというイベントがあり、そのコーチ役を任せていただき、レッスンをするという貴重な経験もさせていただきました。

その方とはSNSでも繋がることができて、様々な企画に参加をして頂けているのでこのような交流が心から嬉しく思います!!!

またこの様な企画をやって欲しいしやりたいですね笑

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大可明良

この日は終日チームのサポート側にまわりました。


スプリントレースではRd.2で共にセミ耐久レースを走る廣野選手が走行し、結果としては1ポジダウンの7番手フィニッシュ。


無線でドライバーとコミュニケーションはとっていましたが、終盤に燃料を余らせてしまう展開となりました。


チーム内でどんなタイミングで、どれくらいエンジン回転数を上げるのか、どんな展開に持っていきたいか、あるいは避けたいかなどをレース前に細かく共有しておくべきでした。





さて、いよいよ始まったJEGT2025。


悔しさの滲む結果とはなったが、強豪ひしめくハイレベルな戦いの中で得る物も大きい貴重な初陣となった。

まだまだシーズンは始まったばかり。


明日のラウンド2では中川選手、廣野選手、大可選手が抜擢です。


引き続きEBBRO RACING TEAMの応援を宜しくお願いします。



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